看護師と若者

現代の日本で、若者でも裕福な暮らしが出来ているのは、先人の積み重ねたものがあるからであります。

最近では、先が見えない不況のお陰で、不自由な暮らしをしている若者もいますが、他の国などに比べれば、日本はまだまだ幸せな部類であります。

そして、先人は先人で、若いというだけで、後身を認めないのはいかがなものかと思いますし、「最近の若い者は…」などは、常套句になりつつあるほどに、聞きあきた言葉であります。

ですが、確かに「最近の若い者は」と呟きたくなるよう状況もありますし、根性の入っていない若者も沢山存在します。

看護師は、大変離職率の高い職業であり、平均年齢も37歳ほどと若い部類に入ります。

しかし、実際に看護師として働いている人間をみると、極端に若いか、60歳近くの中高年が多い事に気づきます。

これは、新しく入ってきた看護師がすぐに、退職してしまい、中堅の看護師が育たない事が原因だと思います。

昔ならば、必死に働いて、どの様な辛い職種でも耐えて時代でしたが、苦労をした事がない世代が、社会人になりはじめましたので、看護師の年齢も極端になってしまったのではないでしょうか。

これから、男性の看護師が増えてくれば少しは離職率も変化するかもしれませんが、当分は、看護師は入れ替わりの早い職種であると思います。

専門的に特化する

世の中に専門職は沢山ありますが、専門的な仕事は資格などを有する場合が多いです。

その職種によって、資格の難度などは変わりますが、人の体をあつかう、医師や看護師などの資格は、取得するのも容易ではありません。

しかも、資格を取得したからといって終わりではなく、医師も看護師も働き始めてからが本当の激務の始まりであります。

いくら看護師が激務だと言っても、医師に比べれば大分マシなほうであります。

個人で診療所などを開業している場合は話しは別ですが、大きな病院に勤めている医師などは、高給を貰っていても割が合わないほどであります。

そのため、看護師の専門性をもっと高めようといった案も上がっているのです。

現在では、看護師は医療の業務を行いながら、患者のケアなどを行わなければならないので、大きな負担がかかっていますが、看護師がもっと医療に特化した存在になれば、医師の負担が減りますし、看護師も医療に専門的に携われるはずです。

そのかわり、患者のケアなどは、資格を必要としない看護助手などが行えば良いのです。